今回のご依頼は浜松市のお客様より、急にパソコンの動作が異常に遅いトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
NEC製ノートパソコン【NX750/NAB PC-NX750NAB】の症状・ご相談内容
急にパソコンの動作が異常に遅くなった
ワードで文字を打っても入力されない
インターネットがページが表示されるまでに時間がかかる
パソコンの動作が遅くなる原因
- Optaneメモリーの劣化
- SSDの劣化や故障
- SSDの空き容量不足
- CPUに負荷がかかっている
- メモリーの空き容量不足
- ウイルス感染による影響
- Windows Updateによる影響
- レジストリの肥大化
Optaneメモリーとは、ハードディスク(HDD)のキャッシュメモリーとして利用されるSSDのことで、長期間使用していると徐々に劣化して動作不良を起こすことがあります。
Optaneメモリーが劣化してしまうと、パソコンの起動やシャットダウンが遅い、アプリケーションソフトの起動や反応が遅い、インターネットの表示が遅い、データの読み書きが遅い、ダウンロードに時間がかかるなど、パソコンのすべての動作が遅くなってしまいます。また、突然故障してしまうとパソコンが起動しなくなってしまい、保存されているデータが破損したり、失われてしまう危険性がありますので注意が必要です。
Optaneメモリーの寿命が近づいたときに起きる症状
- パソコンが起動しない
- パソコンの動作が異常に遅くなる
- 頻繁にフリーズする
- ハードディスク(HDD)・SSDが認識されない
診断結果・パソコン修理内容のご紹介
Optaneメモリーが劣化して、パソコンの動作が異常に遅くなっている状態でしたので、Optaneメモリー取り外し作業をご提案させていただきました。

Optaneメモリー取り外し作業を行います。
インテルOptaneメモリー・ストレージ・マネジメントを起動し、インテルOptaneメモリーを無効にします。

パソコンの裏蓋(ボトムケース)を取り外します。

Optaneメモリーを取り外します。

パソコンの動作が速くなり、快適にパソコンを使用できるようになりました。
SSDを長持ちさせるためにできること
パソコンを使い続けるうちにSSDは少しずつ劣化していき、やがて寿命がきて故障してしまう部品ですが、日頃のパソコンの使い方に気を付けることでSSDの寿命を延ばすことができます。
具体的には、パソコンを長時間使用しない場合は、こまめにシャットダウンをしてSSDへの無駄なデータの書き込み回数を減らす・SSDの十分な空き容量を確保して、SSDへの書き込み回数を減らす・メモリーの容量を増やして、仮想メモリーとして利用されるSSDへの書き込み回数を減らすなどが挙げられます。パソコンの使い方によってSSDの寿命を延ばすことはできますが、前兆もなく突然故障してしまい、SSDに保存されている大切なデータが消えてしまう可能性もありますので、定期的にバックアップを取るなど、データを失わないように日頃から備えておくことが大切です。
今回は、急にパソコンの動作が異常に遅いトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
Optaneメモリー取り外し作業により、パソコンの動作不良を改善することができます。
急にパソコンの動作が異常に遅くてお困りのときや、パソコンが起動しないなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
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