今回のご依頼は掛川市のお客様より、パソコンの起動が遅いトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
パソコンの電源を入れてからデスクトップの画面が立ち上がるまでに5分くらいかかるとのご相談でした。
パソコンに内蔵のハードディスク(HDD)というデータを記憶する部品に、経年劣化による不良セクターという物理的な障害が発生し、パソコンの起動が遅くなっている状態でした。
不良セクターは、ハードディスク(HDD)上でデータを正常に読み書きできなくなった保存領域のことで、パソコンの起動が遅くなったり起動しなくなるなど、パソコンの動作に支障をきたします。ハードディスクの寿命は4~5年程度と短く、4~5年使用した状態のまま使い続けていると、不良セクターなどの物理障害が発生する危険性があります。
ハードディスク(HDD) | SSD | |
記憶媒体 | 磁気ディスク | メモリーチップ |
読み書き速度 | 低速 | 高速 |
記憶容量 | 多い | 少ない |
動作音 | する | しない |
重量 | 重い | 軽い |
振動 | する | しない |
耐衝撃 | 弱い | 強い |
価格 | 安い | 高い |
ハードディスク(HDD)の物理的な障害が発生している状況でしたので、今回は新しいSSDの換装作業をご提案させていただきました。
SSDとは、ハードディスク(HDD)よりもデータの読み書きが高速なデータを記憶する部品です。お使いのパソコンに内蔵のハードディスク(HDD)をSSDに交換することで、パソコンの動作が超高速になります。
SSDの換装作業を行っていきます。
今回のSSD換装に使用するのは、KIOXIA(キオクシア)製SATA 480GBのSSDです。KIOXIAのSSDは、品質や信頼性が高くパフォーマンスも良いので、おすすめの国産SSDです。
SSD換装の前に、古いハードディスク(HDD)から新しいSSDへのディスクのクローン作業を行います。
ディスククローンとは、ハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置上のOS・アプリケーションソフト・保存したデータなどのすべてのデータを、別の記憶装置に丸ごと複製する作業のことです。
記憶装置の経年劣化や不具合などで交換が必要なときに、ディスククローンを行うことで、今までのご利用環境のままパソコンを使用できるメリットがあります。
ディスクのクローン作成方法はこちらをご覧ください。
クローン作業の完了後、SATAコネクタにSSDを取り付けます。
SATAとは、「Serial ATA(シリアルATA)」の略称で、パソコンとハードディスク(HDD)・SSD・DVD/Blu-rayドライブなどの周辺機器の間でデータ転送をするための接続規格です。旧規格のIDEに比べて、高速のデータ転送を実現しています。
今までデスクトップの画面が立ち上がるまでに5分くらいかかっていたパソコンが、たった30秒で立ち上がるようになりました。
ハードディスク(HDD)は経年劣化により寿命がある部品で、使用状況により異なりますが、平均4~5年程度といわれています。物理的な障害が発生してしまうと最悪の場合、パソコンの中に保存しているデータにも影響を及ぼす可能性もあります。ハードディスク(HDD)が壊れる前兆として、パソコン自体の動作が遅くなり、起動やシャットダウンが遅くなったり、インターネットの表示が遅い、アプリケーションソフトの起動や反応が遅いなどの症状があります。少しでもこのような症状がある場合は、ハードディスク(HDD)の診断または早めのSSD換装作業をおすすめいたします。
今回は、パソコンの起動が遅いトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
SSD換装作業により、パソコンの起動が速くなるだけではなく、インターネットの表示が速くなったり、アプリケーションソフトの動作が速くなるなど、パソコンのすべての動作が超高速になるメリットもあります。
パソコンの起動が遅くてお困りのときや、インターネットの表示が遅いなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
お気軽にお問い合わせください。
0120-776-023
営業時間 9:00-21:00
(年中無休・土日祝もOK)