今回のご依頼は浜松市のお客様より、自動修復の画面が表示されて、パソコンが起動しないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
自動修復の画面が表示されて起動しないパソコンから、保存していたデータを復旧してほしいとのご相談でした。
ハードディスク(HDD)を取り出して診断してみると、経年劣化により不良セクターという物理障害が発生している状態です。
不良セクターとは、ハードディスク(HDD)の代表的な物理障害の一つで、ハードディスク(HDD)の経年劣化によってデータを正常に読み書きできなくなった保存領域のことです。不良セクターが発生してしまうと、パソコンの動作が遅くなったり、パソコンがフリーズしたり、保存していたデータが壊れたりなどの症状が出てきます。不良セクターによる症状が重い場合は、パソコンの起動時に自動修復の画面が表示される、メーカーのロゴ画面で止まってしまう、ブルースクリーンが出る、画面が真っ暗なまま何も映らないなど、パソコンが起動しなくなったりもします。ハードディスク(HDD)の寿命は一般的に4~5年程度と短いため、パソコンが遅くなってきたなどの症状が出てきた場合は注意が必要です。
概要 | 症状 | |
論理障害 | Windowsが起動しなかったり、誤操作によるデータ削除など、データを読み取れない障害 | Windowsが起動しない 誤操作によるファイルの削除 ファイルシステムの破損などによりファイルにアクセスできない 「フォーマットする必要があります」というエラーメッセージが表示される |
物理障害 | ハードディスク(HDD)やSSDといった機器そのものが損傷し、正常に動作しなくなる障害 | 不良セクターの発生 ハードディスク(HDD)の動作音がまったくしない ハードディスク(HDD)から「カチカチ」などの異音が聞こえる |
ハードディスク(HDD)に物理障害が発生している状態でしたので、今回はデータの復旧作業をご提案させていただきました。
パソコンが正常に起動しなくても、パソコンの内部からデータを保存しているハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置を取り出して、データを復旧することが可能です。
パソコンの内部からハードディスク(HDD)を取り出します。
アクセスできなくなったハードディスク(HDD)からデータを復旧します。
接続されたストレージの中から、データを復旧するストレージを選択します。
ストレージのスキャンを行います。
アクセスできなくなったファイルにアクセスできるようになり、必要なデータをバックアップします。
ハードディスク(HDD)の寿命は、使用状況により異なりますが、平均4~5年程度といわれていて、パソコンの部品の中で一番壊れやすい消耗品です。
ハードディスク(HDD)やSSDの不具合でパソコンが正常に起動しなくなることもあり、保存されているデータが消えたり取り出せなくなるケースは多くあります。データを復旧できる場合もありますが、データ復旧には高い費用と時間もかかり、復旧が100%保証できるとも限りません。パソコン内のハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置へのデータ保存だけでは不十分なため、定期的に外付けのメディアやクラウドストレージへのバックアップを取っておき、万が一のデータトラブルに備えましょう。
今回は、自動修復の画面が表示されて、パソコンが起動しないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
データ復旧作業により、パソコンが起動しないトラブルやファイルにアクセスできないトラブルでも、保存していた大切なデータを復旧することができます。
起動しないパソコンからのデータ復旧でお困りのときや、電源が入らないパソコンからデータを取り出したいなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
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