今回のご依頼は浜松市のお客様より、「回復」のブルースクリーンが出て、パソコンが起動しないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
中国製ノートパソコン【型番なし】の症状・ご相談内容
パソコンの電源を入れると、ブルースクリーン(青い画面)が表示されて、パソコンが起動しない
ブルースクリーン内容:「回復」「PCは正しく起動できませんでした」「要求されたデバイスが接続されていないか、デバイスにアクセスできません。」
ブルースクリーンが発生する原因
- Windowsのシステムファイルの破損
- ハードディスク(HDD)・SSDの故障
- メモリーの故障や接触不良
- マザーボードの故障
- Windows Updateによる不具合
- デバイスドライバーの不具合
- レジストリの破損
- ウイルス感染
パソコンを使用していると、Windowsのシステムファイルの破損などによって、ブルースクリーンが表示されてしまうことがあります。
ブルースクリーンとは、Windowsのパソコンで重大な不具合が起きたときに、青い背景に白い文字(エラーコード)で画面に表示される現象のことです。表示されるタイミングは、パソコンの電源を入れてメーカーのロゴが表示された後、Windowsの起動中、Windowsやデバイスドライバーのアップデート直後などです。ブルースクリーンは、「回復」「自動修復」「スタートアップ修復」「BitLocker回復」「デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。」などのエラー内容で表示されますが、エラー内容にはエラーコードが記載されていて、エラーコードの内容で原因をある程度特定することができるようになっています。
エラーコード(停止コード) | 内容 |
0x000000EF CRITICAL_PROCESS_DIED | システムファイルの破損やデバイスドドライバーが破損している可能性があります |
0x0000000A IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL | デバイスドドライバーが不適切なメモリーアドレスを使用している |
0x00000050 PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA | メモリーが物理的に破損している可能性があります |
0x0000007A KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR | ストレージが物理的に破損している可能性があります |
Windowsのシステムファイルが破損する原因
- パソコンの強制終了
- ハードディスク(HDD)・SSDの故障
- ウイルス感染
診断結果・パソコン修理内容のご紹介
Windowsのシステムファイルが破損して、パソコンが起動しない状態でしたので、OSクリーンインストール作業をご提案させていただきました。
OSクリーンインストール作業を行います。
今回は、Windows11のOSをクリーンインストールします。
Windows11のクリーンインストール方法はこちらをご覧ください。
Windows11の初期設定を行います。
Windows11の初期設定方法はこちらをご覧ください。
Windows Updateを行います。
Windows Updateとは、Windowsの脆弱性や不具合を修正するために、マイクロソフトから定期的に提供される更新プログラムをパソコンにインストールして修正する更新作業のことです。OSクリーンインストール後のパソコンは、まだWindows Updateがされていない脆弱性や不具合がある状態なので、OSクリーンインストール時はWindows Updateを行う必要があります。
Windows11のパソコンが正常に起動するようになりました。
ブルースクリーンにならないためにできること
パソコンを使用していると突然、「回復」「自動修復」「デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。」といった、ブルースクリーンが表示されるトラブルに遭うことがあります。
ブルースクリーンは、経年劣化したパソコンに発生しやすくなる傾向がありますが、定期的にパソコンのメンテナンスを行うなど、日頃のパソコンの使い方に気を付けることでブルースクリーンを防ぐことができます。具体的には、Windowsのシステムのメンテナンスを行う・経年劣化したハードディスク(HDD)やSSDなどのハードウェアを交換する・Windowsやアプリケーションソフトを最新の状態にする・定期的にデバイスドライバーを更新する・ウイルス対策ソフトを導入してウイルス感染を予防する・パソコンの強制終了をしないなどが挙げられます。しかし、ブルースクリーンがいつ発生するかは予測が難しく、パソコンに保存されている大切なデータが消えてしまう可能性もありますので、定期的にバックアップを取るなど、データを失わないように日頃から備えておくことが大切です。
今回は、「回復」のブルースクリーンが出て、パソコンが起動しないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
OSクリーンインストール作業により、パソコンが正常に起動するだけではなく、不要なファイルやアプリケーションが削除でき、パソコンの動作が速くなるメリットもあります。
「回復」のブルースクリーンが出て、パソコンが起動しなくてお困りのときや、パソコンの動作が遅いなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
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