エルコンシェル 
今回のご依頼は浜松市のお客様より、SSDの空き容量が少ないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
DELL製ノートパソコン【XPS 7390】の症状・ご相談内容
SSDの空き容量が少ない
パソコンの動作が遅い
SSDの空き容量が少なくなる原因
- SSDの記憶容量が小さい
- 大量のデータを保存している
- 不要なファイルが蓄積している
SSDとは、フラッシュメモリにデータを読み書きする記憶装置のことで、長期間使用していると空き容量が不足して、パソコンの動作が遅くなってしまうことがあります。
SSDの記憶容量が小さいパソコンを使用していると、どうしても空き容量不足が発生してしまいますが、SSDの性質上、空き容量が不足したままパソコンを使用していると、SSDのフラッシュメモリを劣化させて寿命を縮めてしまいます。SSDの寿命が近づいた状態のままパソコンを使い続けていると、ある日突然パソコンが起動しなくなるといった物理障害が発生して、データが失われてしまう危険性がありますので注意が必要です。
SSDの空き容量不足で起きる症状
- パソコンの動作が遅くなる
- データの保存ができなくなる
- Windows Updateができなくなる
- パソコンが起動しなくなる
SSDの空き容量不足は、上記の症状から判断することもできますが、症状が出る前にSSDの容量を確認しておく必要があります。
ディスク容量の確認方法はこちらをご覧ください。
診断結果・パソコン修理内容のご紹介
SSDの劣化と空き容量不足により、パソコンの動作が遅くなっている状態でしたので、SSD換装作業をご提案させていただきました。
SSD換装作業を行います。
今回のSSD換装に使用するのは、KIOXIA(キオクシア)製NVMe 500GBのSSDです。KIOXIAのSSDは、品質や信頼性が高くパフォーマンスも良いので、おすすめの国産SSDです。
SSD換装の前に、古いSSDから新しいSSDへのディスクのクローン作業を行います。
ディスククローンとは、ハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置上のOS・アプリケーションソフト・保存したデータなどのすべてのデータを、別の記憶装置に丸ごと複製する作業のことです。記憶装置の経年劣化や不具合などで交換が必要なときに、ディスククローンを行うことで、今までのご利用環境のままパソコンを使用できるメリットがあります。
ディスクのクローン作成方法はこちらをご覧ください。
クローン作業の完了後、M.2スロットに新しいSSDを取り付けます。
M.2とは、パソコンとSSDの間でデータ転送をするための接続規格です。旧規格のmSATAに比べて、高速のデータ転送を実現しています。
SSDの記憶容量が256GBから500GBに増え、パソコンの動作も速くなりました。
SSDの空き容量不足にならないためにできること
ストレージの容量が小さいパソコンを使用していると、SSDの空き容量が不足してパフォーマンスの低下やSSDの寿命を縮めてしまうことがありますが、日頃のパソコンの使い方に気を付けることでSSDの空き容量不足を防ぐことができます。
具体的には、記憶容量の大きいストレージ(ハードディスク(HDD)・SSD)に換装する・不要なデータを削除する・ごみ箱を空にする・不要なアプリケーションソフトを削除する・ディスククリーンアップを行う・外付けのハードディスク(HDD)やSSDにデータを移行する・オンラインストレージにデータを移行するなどが挙げられます。SSDの空き容量を増やすことでSSDの寿命を延ばすことはできますが、前兆もなく突然故障してしまい、SSDに保存されている大切なデータが消えてしまう可能性もありますので、定期的にバックアップを取るなど、データを失わないように日頃から備えておくことが大切です。
今回は、SSDの空き容量が少ないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
SSD換装作業により、記憶容量が増えパソコンの動作が速くなるだけではなく、記憶装置の寿命を延ばして長い間安心してパソコンをお使いいただけるメリットもあります。
SSDの空き容量が少なくてお困りのときや、パソコンの動作が遅いなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします！
