今回のご依頼は浜松市のお客様より、パソコンの電源が入らないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
急にパソコンの電源が入らなくなり、保存していたデータを取り出してほしいとのご相談でした。
経年劣化によるマザーボードの故障により、外部電源からマザーボードに通電していない状態です。
パソコンの電源が入らない原因としては、マザーボード、電源ユニット、グラフィックボード、ハードディスク(HDD)・SSD、メモリー、バッテリーなどのパソコン内部の部品の故障や、電源ケーブルやACアダプターの不具合や、帯電トラブルなどが考えられます。内蔵の部品が壊れていなかったとしても、マザーボードとの接触不良だけでもパソコンの電源が入らないこともあります。パソコン内部に埃が溜まると内部の排熱機能が低下し、パソコン内部の熱によってパソコン内部の部品が故障する可能性がありますので注意が必要です。
マザーボードの故障が発生して電源が入らない状態でしたので、今回はパソコンの中に入っているデータの取り出しをご提案させていただきました。
パソコンの電源が入らなくても、パソコンの内部からすべてのデータが保存されるハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置を取り出して、データを取り出すことが可能です。
パソコン内部からSSDを取り出し、データを取り出します。
SSDのドライブアイコンを確認すると、鍵マークが表示されてBitLockerが有効になっていて、SSDにアクセスできない状態です。
データを取り出す前に、回復キーを使用してBitLockerを解除する必要があります。
BitLocker(ビットロッカー)とは、パソコンに内蔵のハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置を暗号化して、パソコンの紛失時に第三者による情報漏洩を防ぐ暗号化機能です。
BitLocker回復キーの確認方法はこちらをご覧ください。
SSDのドライブアイコンをダブルクリックすると、回復キーの入力画面が表示されます。
48桁の回復キーを入力します。
SSDのドライブアイコンを確認すると、鍵が開いたマークが表示されてBitLockerが無効になりました。
これでSSDにアクセスできるようになりました。
SSDは正常に動作していたので、問題なくデータを取り出せました。
パソコンの内部は、発熱するたくさんの部品で構成されており、パソコン内部に埃が溜まると内部の排熱機能が低下し、熱がこもり続けて部品が冷やされず壊れてしまうこともあります。
マザーボード、電源ユニット、グラフィックボード、ハードディスク(HDD)・SSD、メモリーなど、一つでも壊れてしまうとパソコンの電源が入らないこともあるため、パソコンの設置場所を通気性の良い場所に変えたり、定期的にパソコン内部のクリーニングをして、パソコン内部の熱対策を心がけましょう。
今回は、パソコンの電源が入らないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
データ取り出し作業により、パソコンの電源が入らないトラブルでも、保存していた大切なデータを取り出すことができます。
パソコンの電源が入らなくてお困りのときや、電源が入らないパソコンからデータを取り出したいなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
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