今回のご依頼は浜松市のお客様より、SSDの空き容量が少ないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
SSDの空き容量が少なく、パソコンの動作が遅くなってストレスを感じているとのご相談でした。
SSDの経年劣化と空き容量不足により、パソコンの動作が遅くなっている状態です。
SSDの空き容量が少ない原因としては、もともとのディスクの容量が小さい、保存したデータや不要なファイルが溜まって、SSDの容量を圧迫させるなどが考えられます。SSDの空き容量が少なくなってしまうと、SSDの処理速度が低下しパソコンの動作が遅くなる、データの保存ができなくなる、ソフトウェアのインストールができなくなる、Windows Updateができなくなる、ウイルス対策ソフトの更新ができなくなるなどの症状が出てきます。パソコンの機種によっては、SSDの容量が128GBなどの小さい容量の機種もあり、そのような機種ではどうしても空き容量不足が発生してしまいますが、空き容量が不足したままパソコンを使っていると、SSDのフラッシュメモリを劣化させて寿命を縮めてしまいます。SSDの寿命が近づくと、パソコンの動作が遅くなる、フリーズする、突然シャットダウンするなどの症状があり、ある日突然パソコンが起動しなくなるといった物理障害が発生する危険性もありますので注意が必要です。
ディスク容量の確認方法(Windows11)はこちらをご覧ください。
SSDの経年劣化と空き容量不足によりパソコンの動作が遅くなっている状態でしたので、今回は新しいSSDの換装作業をご提案させていただきました。
SSDとは、ハードディスク(HDD)よりもデータの読み書きが高速なデータを記憶する部品です。お使いのパソコンに内蔵のハードディスク(HDD)をSSDに交換することで、パソコンの動作が超高速になります。
SSDの換装作業を行っていきます。
今回のSSD換装に使用するのは、KIOXIA(キオクシア)製SATA 480GBのSSDです。KIOXIAのSSDは、品質や信頼性が高くパフォーマンスも良いので、おすすめの国産SSDです。
SSD換装の前に、古いSSDから新しいSSDへのディスクのクローン作業を行います。
ディスククローンとは、ハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置上のOS・アプリケーションソフト・保存したデータなどのすべてのデータを、別の記憶装置に丸ごと複製する作業のことです。記憶装置の経年劣化や不具合などで交換が必要なときに、ディスククローンを行うことで、今までのご利用環境のままパソコンを使用できるメリットがあります。
ディスクのクローン作成方法はこちらをご覧ください。
クローン作業の完了後、SATAコネクタにSSDを取り付けます。
SATAとは、「Serial ATA(シリアルATA)」の略称で、パソコンとハードディスク(HDD)・SSD・DVD/Blu-rayドライブなどの周辺機器の間でデータ転送をするための接続規格です。旧規格のIDEに比べて、高速のデータ転送を実現しています。
SSDの容量が128GBから480GBと約4倍になり空き容量が増え、パソコンの動作も超高速になりました。
近年のパソコンでは、SSD搭載のパソコンが主流になってきましたが、一般的なパソコンのSSDの容量は256GBと比較的小さい容量の機種が多いです。
SSDの空き容量が不足したままパソコンを使っていると、SSDのフラッシュメモリを劣化させて寿命を縮めてしまうので、定期的に不要なデータを削除したり、外付けのハードディスク(HDD)やSSDにデータを移行するなど、少しでも空き容量を増やすように心がけましょう。不要なデータの削除などでもSSDの空き容量を増やすことができない場合は、容量の大きいSSD換装作業をおすすめいたします。
今回は、SSDの空き容量が少ないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
SSD換装作業により、ディスクの空き容量が増えるだけではなく、パソコンの動作が超高速になったり記憶装置の寿命を延ばすメリットもあります。
SSDの空き容量が少なくてお困りのときや、パソコンの動作が遅いなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
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