今回のご依頼は浜松市のお客様より、「RTC battery is low」が表示されて、パソコンが起動しないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
TOSHIBA製ノートパソコン【B552/H PB552HFD125A71】の症状・ご相談内容
「RTC battery is low」のメッセージが表示されて、パソコンが起動しない
「RTC battery is low」が表示される原因
- CMOS電池切れ
CMOS電池とは、BIOS/UEFIの設定や日付時刻などの情報を記録する、CMOSと呼ばれるメモリーの内容を保持するために利用される電池のことで、長期間使用していると徐々に劣化して電池切れになることがあります。
「RTC battery is low」は、CMOS電池の消耗によって表示されるエラーメッセージです。CMOS電池には寿命があり、使用状況により異なりますが、一般的には4~5年程度が寿命の目安といわれています。CMOS電池の寿命の予測は難しく、突然の電池切れによって、パソコンが起動しなくなることがあるので、長い間、CMOS電池を交換していない場合は注意が必要です。
CMOS電池切れのときに起きる症状
- 「RTC battery is low」が表示される
- 「CMOS Battery Failure」が表示される
- 「CMOS Date/Time Not Set」が表示される
- パソコンが起動しない
- BIOS/UEFI画面が表示される
- パソコンの日付時刻が狂う
診断結果・パソコン修理内容のご紹介
CMOS電池切れが発生して、パソコンが起動しない状態でしたので、CMOS電池交換作業をご提案させていただきました。
CMOS電池交換作業を行います。
ノートパソコンの裏蓋を取り外します。
通常は、マザーボードの表側が見えるのですが、裏側が見えるように取り付けられています。
マザーボードを裏返して、CMOS電池の取り付け場所を確認します。
今回のCMOS電池交換に使用するのは、ノートパソコン用のCMOS電池です。
電池切れのCMOS電池を取り外し、新しいCMOS電池を取り付けます。
BIOS/UEFI画面で正しい日付時刻に変更し、パソコンが正常に起動するようになりました。
CMOS電池を長持ちさせるためにできること
パソコンを使い続けるうちにCMOS電池は少しずつ劣化していき、やがて電池切れになってしまう部品ですが、日頃のパソコンの使い方に気を付けることでCMOS電池の寿命を延ばすことができます。
具体的には、パソコンを使わない時もコンセントからの電源ケーブルを接続しておく・ノートパソコンのバッテリーの持ちが悪い場合は、新しいバッテリーに交換するなどが挙げられます。パソコンの使い方によってCMOS電池の寿命を延ばすことはできますが、前兆もなく突然電池切れになってしまい、パソコンが起動しなくなる可能性もありますので、定期的にバックアップを取るなど、データを失わないように日頃から備えておくことが大切です。
今回は、「RTC battery is low」が表示されて、パソコンが起動しないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
CMOS電池交換作業により、パソコンが正常に起動するだけではなく、CMOS電池の寿命を延ばして長い間安心してパソコンをお使いいただけるメリットもあります。
「RTC battery is low」が表示されて、パソコンが起動しなくてお困りのときや、パソコンの電源が入らないなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
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